嘉瀬川河川敷の野の花 “ハマダイコン” を食す

平成30年度に引き続き、平成31年度の嘉瀬川上流堤防の維持工事を請け負わせて頂いています。

春の嘉瀬川河川敷といえば、黄色い菜の花で埋め尽くされる光景が昔から有名ですが、最近は3月中旬以後白い花が目に付き始めます。

調べたところ

アブラナ科の “ハマダイコン”という品種の植物のようです。

白く見える花もよく見ると周りは紫色をしています。

たくさん生えている ハマダイコン、何とか利用できないものか…

ということで、検討。

「ダイコンが野生化したもので、食べる事が出来る」

とのことだったので、食べてみることにしました!

 

 

  

 

背丈は40~50cmくらい。

ダイコン…とは名ばかりで、細く、硬く

白いごぼうといった印象です。

さやがたくさんついていて、

小さいさやいんげん?のような感じです。

 

 

会社に持ち帰り、さっそく調理開始!!

 

 

 

 

 

 

根は、そぎ切りにしてきんぴら風に。

根の中心部は硬くて、ほぼ木の根っこでしたが、外側はかろうじて調理できました。

さや部分は、さっと湯がき、ごま醤油とツナマヨであえてみました。残りはてんぷらに。

 

☆完成☆

 

いかがですか?おいしそうですよね!!

この日は、夕方より会社で花見BBQを開催していたので、従業員に食べてもらいました。

みんな「なんだ?これは?」と言いながら、試食してくれました。

 

  

 

食べた感想ですが、根の部分は、花が咲く前に収穫できれば、やわらかくて食べやすいかもしれません。

さやの部分は、ピリッとした辛みと苦みがあります。大根おろしを食べているような味です。

ごま醤油、ツナマヨ、それぞれ好みは分かれましたが、個人的にはツナマヨが好きでした。

天ぷらも、好評でしたよ!

今後も、佐賀平野を潤す嘉瀬川の様子などを随時UPできたらと思っています。